江戸時代中期から続く本の虫干し、曝書 [梅吉のいない日常]
住吉大社の敷地内にある御文庫(おぶんこ)は
創立より300年の歴史を持つ「大阪最古の図書館」。
江戸は享保年間大阪、京都、江戸の書籍商らが住吉大社に願い出て出来た施設で
以来商売繁盛を願った書籍商らが初版本を奉納し続けてきたんですって。
その御文庫の本が虫干し中(≧∇≦)
お昼のお散歩中におっとが撮影ですw
椅子に座っている神職さんの後ろにチラッと見えている白い建物が御文庫です。
出版に際して初版本を神前に奉納し、
その加護を祈願する慣わしは現代までずっと続いているそうですよ。
珍本・希書もたくさんあるそうですが現物の一般公開はされていません。
蔵書珍本の一つ、坂本龍馬に英語を教えた川田維鶴(かわだこれたづ)なる人物が
ジョン万次郎を取り調べた記録『漂巽紀略(ひょうそんきりゃく)』なる本、
ちょっと面白そうじゃない?(≧∇≦)
(現代語訳の出版あり)
写真に写っているのは平安時代に成立した歴史書『続日本後紀』。
こちらは本居宣長による古事記の注釈書『古事記伝』。
江戸時代の初刷りですよねぇ。
一体おいくらの値がつくのかしらなんて下世話なことを考えてしまうwww
軍手じゃなく白手袋で扱われるのがいかにも価値のあるものっぽい^^
おっとが行き合わせた時は昼休み中だったようで誰もいませんでしたが
聞けばボランティアの方が一枚一枚ページをめくって
潜んでいるかもしれない虫を取り除くのだそう。
「曝書(ばくしょ)」も御文庫が出来てからずっと続く行事なんですって。
涼しげな紫陽花の風景。
*****8年前の梅吉さん*****
(2016年6月23日 撮影)
蒸し暑い季節はひんやり洗面ボウルでころん^^
(2016年6月23日 撮影 音は出ません^^)
さらにころんころん(≧∇≦)