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談山神社と今年の締めくくり [梅吉のいない日常]


ランチの後は天理市にある石上神宮へ移動です。
この神社にはもう何度も参拝しているので常連さん気取りですが(笑)
紅葉が見頃の時期は初めて来たかも。


楼門の奥、樹齢約300年と言われる大きなイチョウの木が見頃でした。
30mほどあるこのイチョウは天理市内の各所から見えるシンボルツリー的な存在なんだとか^^


石上といえば若冲の絵のような鶏さんたちも!(敷地内で放し飼い。お休み用の小屋もあります。)
夕方にもかかわらずコケコッコーの大合唱がすごい(≧∇≦)
写真は撮られ慣れてるのかポーズ&カメラ目線がバッチリ決まってますw
野生の動物は普通レンズ向けられたら逃げるよねぇ。


バスツアーの最後は奈良県桜井市の談山(たんざん)神社。
この神社、数年前の紅葉の季節に自分たちで車で来て
凄まじい渋滞を見て「無理!」と諦めて帰った過去があります(≧艸≦)
今回はバスで運んでもらえるので渋滞でもへっちゃらw
しかし!平日だったせいか紅葉シーズンにもかかわらず渋滞もなくあっさりと到着するwww
それでも今回のバスツアーで訪れた中で一番人の多い場所でした。
本殿へ向かう階段にはたくさんの人。
(週末だと人で階段が見えなくなるらしい)


この神社の本殿裏山(多武峰:とうのみね)は中大兄皇子 (天智天皇)と中臣鎌子(藤原鎌足)が
蘇我入鹿を討つための話し合い(談合)をした場所。
680年に十三重塔を神廟として創建された妙楽寺が
701年、鎌足の木像を安置する祠堂が建立されて以降
話し合いがなされた山:談山神社と号されるようになったんですって。
鎌足を祀っているだけあって大晦日は「中臣大祓式」!


妙楽寺時代からの十三重塔。
一番この神社らしい場所なのでカメラを構える人が大勢でした。
塔にかかる枝の先が枯れ始めているのが惜しい><


中大兄皇子と中臣鎌子が親しくなったきっかけが法興寺(現 飛鳥寺)での蹴鞠。
春のけまり祭りはここ談山神社の年中行事でもあります。
展示してあった蹴鞠は見る限りかなり硬そうだったw


晩秋の夕暮れの雰囲気に浸ります。


下から本殿を見上げる。
夕日に透けた紅葉が綺麗でした^^

以上南山城、天理、桜井とほぼ予定時間通りに回りましたが
大阪市内に入ってから高速のインター出口近くで大渋滞!
これもバスツアーあるあるかしらー(≧∇≦)


*****8年前の梅吉さん*****


(2015年12月29日 撮影)
全然楽そうじゃない首直角w


(21秒 2015年12月28日 撮影 音は出ません^^)

今年の当ブログの更新はこれでおしまいです。
今年は・・・・・思うことが多すぎてうまく言葉に出来ません。
言葉少なに一年の締めくくりです。

梅吉は8年間を精一杯生きてくれました。
梅吉のことを気にかけて最後まで見届けてくださった皆様本当にありがとうございました。

素敵なクリスマスと年末年始をお過ごしくださいませm(_ _)m




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バスツアーで紅葉狩り [梅吉のいない日常]

11月末の平日、
有給休暇のおっととバスツアーに行ってきました。
京都最南端、南山城地域にある岩船寺と浄瑠璃寺、
奈良の石上神宮、談山神社を巡り紅葉を愛でるツアーです。
南山城は我が家からだと公共交通機関では行きづらいので
バスでびゅーんと連れて行ってくれるのは大変ありがたい。
疲れたらバスの中で居眠りもできるし渋滞にハマっても大きく構えていられるのが良しw


最初は岩船寺。
南山城は行政区としては京都なのですが
奈良・平城京とは山を挟んですぐの立地なので南都仏教の影響を強く受けた地域。
東大寺・興福寺との交流も盛んで江戸時代には興福寺一条院の直末寺だったんですって。


静かな境内で秋の風情を楽しみます^^
優美なお姿で知られる岩船寺の普賢菩薩騎象像は辰・巳年生まれの守護本尊。
私はどちらの生まれでもないけれど来年は辰年だから!と意気込んでいたのですが
トーハクで開催された「京都・南山城の仏像展」の展示からまだお戻りではなかったのw
おっとはトーハクで観てきたんだってー@辰年


一足早く(除夜の)鐘もしっかりついて来ました(๑•̀ㅂ•́)و✧


岩船寺近辺の道幅はとっても狭くて対向車とすれ違うにはどちらかが路肩に避けなければ無理。
バス同士だと路肩に避けても無理なのか
路線バスがやってくる時間まで私たちの観光バスはしばし待機です。
観光バス同士だと無線で連絡でも入るようになっているのかな?
待っている間になんと!猿の群れが登場してしばし車内が盛り上がる(≧∇≦)


バスで5分ほど移動して浄瑠璃寺へ。
こちらの本堂には阿弥陀如来中尊像を中央に(他の8体よりも大きめです)
左右隣に4体ずつの阿弥陀如来像があり、9体ずらりと並んだ安置になっています。
そのため本堂は横に長ーい。
9体並べるのは九品往生に繋がるらしい。
こちらのお寺のとっても色っぽい吉祥天立像は何度か展覧会でお目にかかっていますが
本堂に安置されているのは初めてでした^^
阿弥陀如来がずらりと並ぶ中の吉祥天はまさに紅一点!
いつにも増して艶っぽく見えたのでした^^


浄瑠璃寺の伽藍配置は池を挟んで彼岸と此岸に分かれているんですって。
一つ前の写真は此岸から彼岸を模した本堂を眺めているところ。
上の写真は池の真ん中あたりから撮影したところ。


池には船が沈んだ状態で置いてあったのですが
彼岸と此岸を結ぶ渡し船のようでした^^雰囲気あるねぇ♪


お寺には猫がたくさんいてみんなとっても大人しいの。
この子はお手手を指でツンツンしたらお鼻をすりつけてつけてくれました(≧∇≦)


バスに乗って奈良方面へ移動です。
奈良公園ではたくさんの観光客が鹿さんと戯れていましたよー(≧∇≦)


バスツアーのお昼は「ザ・観光施設」ななら和み館で。
団体観光客を受け入れる大きな飲食店って言えばイメージが湧くかしら。
個人で行くときはまず利用しない施設なので初めて入りました。


お食事はすでにセッティングされていてすぐに食べられる状態。
高校の修学旅行などではあまり良い思い出のないお食事形態だったんですが・・・・・
高校時代からすでにウン十年が経ち(笑)時代も変わって
食事が美味しくないとお客さんも呼べないし口コミで不評はすぐに知れ渡るせいか
ひかひかに乾いちゃったものもなく温かい鍋もついてとっても美味しかったです^^
鍋は豚しゃぶでお肉が大和ポークではなかったのが残念だけど
海のない奈良県で食べるかつおのたたきがやたら美味しかった(笑)


施設内には「奈良県のお土産ならここで揃います!」的にたくさんのお土産が並んでました。
気になっていた柿の奈良漬と日本酒のスパークリングをゲットです!
日本酒は年末年始にとっておこう^^
石上神宮と談山神社は次回です。

***

岩船寺の門前の無人販売所で日野菜(滋賀県発祥の伝統野菜。カブの一種)の素朴な漬物を買いました。
右上の方に吊られている一部が紫っぽい色の野菜です。
スーパーで売られている甘めの調味料が入った漬物や梅干しが苦手でねぇ(^▽^;)
地元のおばちゃんたちが塩でシンプルに漬けたものがしみじみ美味しいと思っているのですが
こういう手作りの漬物が買えなくなるかも。→こちら。
影響はいぶりがっこだけじゃない。おばちゃんの手作り漬物ファンとしては寂しいお話です。

*****8年前の梅吉さん*****


(2015年12月28日 撮影)

ぬくいお風呂のフタの上でコロンとする梅吉です^^


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やっぱりだんじりのまちでした [梅吉のいない日常]


岸和田といえばやっぱりだんじり。
だんじりと言うのは山車(だし)を指す西日本特有の呼び方です。
ニュースで取り上げられるだんじり祭りは毎年9月に行われる岸和田のだんじり祭りのこと。
街中で見かけたポスターは7月の安全祈願祭のものでした。
ポスターのカレンダーが祭りシーズンの7月から始まって来年の9月まである(笑)
祭りに対する熱い思いが伝わってくるようです(≧∇≦)

9月の岸和田の他に春木地区でもお祭りがあり(九月例祭)
10月には岸和田の西側の地区でお祭り(十月例祭)が行われるんですって。
こんなに祭りが多いとは知らなかったわ!詳しいことはこちらで。


こちらのだんじり会館の近くに来ると祭り太鼓が聞こえてきます(≧∇≦)


岸和田のだんじり祭りの起源は諸説あるようですが
300年ぐらい前に町方の人々が中心となって始めたお祭りで
明治初期に地元の岸城神社と岸和田天神宮の祭礼が祭りと同日に行われるようになったんですって。

会館の中には実際に使われていただんじりが展示されていました。
もちろん見るのは初めてです(≧∇≦)


彫り物の精巧さと躍動感に目を奪われます。


美術品のような美しさでありながらも使い込まれて魂が宿っているかのような迫力が!
祭りの熱気が感じられるようなだんじりは一見の価値があります。

だんじり祭りの様子も館内のシアターで見ましたが壮麗で雄壮なお祭りでした。
荒っぽさがウリのお祭りだと思っていましたが全然違う。
だんじり祭りのイメージがすっかり変わりました^^


会館内には体験コーナーも。
子供達は祭りの花形を夢見てイメトレに余念がないのでした(笑)
こうして祭り命!な岸和田っ子が育まれていくのですね(≧∇≦)
鳴り物の体験コーナー(太鼓と鉦)は1時間待ちで入館するときに受付で
「一時間待ちですけどよろしいですか?」と聞かれ、謹んで辞退しました(≧∇≦)
(「やりますか?」ではなく「よろしいですか?」ってことは
 この会館に来た全員が「やる」ことが 前提なんだろうかwwwww)


だんじりは各町内の格納庫で大切に保管されているようです。


古い街並みは落ち着いた佇まいで綺麗に保たれています。


近代になって建てられた洋館があちこちに。
ちなみに・・・・・


前の記事でスルーした(笑)盆栽展の会場はこんな素敵な建物の一室だったんですよ。


一番大きなホールではピアノの発表会が。中には入れなかったので入り口からパチリ。

観光客相手の店はほとんどないけれど
古い街並みを楽しみながらのんびり散策を楽しめる良いまちでした^^
地域猫さんもたくさんいたよー。

*****8年前の梅吉さん*****


(2015年12月6日 撮影)

お目目の色が少しずつ変わり始めた頃かな?(=リトレーン進行中w)


(2015年12月6日 撮影)

白ぱんつ全開でお休み中(≧∇≦)



タグ:岸和田散策
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