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道明寺天満宮の梅 [梅吉のいない日常]


大阪府藤井寺市にある道明寺天満宮の梅林に行ってきました。


道明寺天満宮は土師臣の姓を与えられた野見宿禰の子孫:土師氏が建立した土師神社が始まりです。
祀られたのは野見宿禰と遠祖と言われる天穂日命(アメノホヒ)。
土師氏はやがて菅原氏へと分かれて行き
菅原道真のおばである覚寿尼公(かくじゅにこう)も祀られるようになりました。

仏教伝来寺には氏寺も建てられやがて神社と一体化。
明治期の神仏分離令を経て道明寺と道明寺天満宮に分かれて現在に至ります。
(過程にはもっと色々あったけど極めて簡単な説明ですw)
ちなみに両社は道を一本挟んで隣り合ってますよ。


神使の牛さんがお出迎えです(≧∇≦)
参拝者に撫でられてピッカピカ。


牛の像はいくつもあります。奉納されたものかな。
それぞれが工夫をこ凝らした厨子のようなものに入れられているのですが
これは木彫りの細工が見事でパチリした一枚。
牛さんの目がとても怖いwww


こちらの梅園は真ん中に橋がかかってて上から眺めることができるのが特徴。
早速上から眺めますが・・・・・梅はもう散り始め(≧∇≦)


咲いているところにズームして満開感を演出してみるw
来年また来るかなー(笑)



元宮 土師社。
ここがこの神社の発祥の地ですね!
鳥居の内側に自転車止めるのはダメだなー(笑)


土師社には天夷鳥命(アメノホヒの子)・野見宿祢・大国主命が祀られていました。
打ち捨てられた感じが物悲しい。


土師氏の里だった名残はこんなところにも。
登り窯の復元です。古墳時代はこういう窯が20基以上もあって埴輪を焼いていたんですって。


登り窯の中には埴輪が仕込んでありました^^

土師氏は埴輪を作ったことで知られているけれど
古墳造営の管理監督者集団でもあります。
この辺りには古墳があっちこっちにあってびっくりするぐらい(≧∇≦)


古墳地帯なのでパン屋さんには古墳パン「しおこふん」w
形は古墳だけど味はフォカッチャでしたよ^^
付近のお店には古墳かまぼこもあるということだったけどそちらはもう作ってないみたい。


古墳パンはお家で美味しくいただきました^^

水にひたしたもち米を蒸してから乾燥させ粗く挽いた道明寺粉はこの辺りが起源と言われています。
粉は作ったけど桜餅:道明寺の発祥の地ではないので付近には
「名物!桜餅発祥の店!!」みたいなのは残念だけどありません。
期待した方、いたでしょ?(笑)


*****8年前の梅吉さん*****


(35秒です^^  2016年3月13日 撮影)


ぺろぺろした後はくりくりお目目です。



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